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過去のお知らせ 2001年過去のお知らせトップへ戻る

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2003/2/26

コンサートのおしらせです。
私の生徒で現在国立音大ピアノ科3年在学中の合田由佳さんが新人コンサートに出演させていただくことになりました。生き生きとした瑞々しい音楽センスと明るい音色を持ち、現在はさらに音色の幅を広げ、曲を掘り下げていけるようにと勉強中です。お時間のある方は是非お聴きいただければと思います。

なおこのコンサートでは、他、武蔵野音大、大阪音大等の出身者10名によりピアノソロ(ベートーヴェン「告別」)2台ピアノ(ブラームス、プーランク、ラヴェル、ショスタコービッチ)声楽(ヴェルディ、ベルリーニ、グノー)等のプログラムが演奏されます。

------------♪ トライアルコンサート .121 主催(株)シド音楽企画------------
 
    ・3月19日(水) 18:30開演
  ・こまばエミナース(井の頭線 駒場東大前 西口 徒歩3分)
   ・全自由席 3,200円   
                    ☆お問い合わせはメールにて私までどうぞ

     〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 
   曲目    ショパン      マズルカ Op.59より 第1番,第3番
          プロコフィエフ   ピアノソナタ第1番 へ短調 Op.1
  
ピアノ独奏 合田由佳
      東京都出身。市来貴子、牧野縝、佐藤俊、山本万里子、礒山久理
      の各氏に師事。東京都立芸術高校卒業後、国立音楽大学入学。
      現在伴奏ピアニストとして二期会等で活躍。また、バレエピアニスト
      としても実践を積んでいる。

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2003/2/20

サイト内を少々リニューアル致しました!
ぼちぼち春です・・憂鬱な花粉もえーいと吹き飛ばし、気分爽やかに楽しくいきたいもんです〜。

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2003/2/18

日曜日に放送された某新進ピアニストの演奏を聴きつつ、つらつら色々と考えさせられましたが・・・・。
ひとつはピアノに限ったことではないですが、演奏に際しての自分と作品との関係のあり方。このことについて考える時、継続して先生のレッスンを受けていた頃に言われた「作品に近づきなさい」という意味が日に日に意味を増して感じられます・・。
要するに演奏は再現芸術であるということなのですが、目の前の曲に対し、自分の技術の都合や自分の心地良い弾き方を優先して演奏し、楽しかった、思いっきり弾けてよかった、というのではなく作品を尊重し作品のいわんとしてることを一旦自分の中に受け入れ、理解し、噛み砕いてさらに自分の言葉にして外に出す・・そういったアプローチがなされないままではいくら弾いてもなんとなく上手い演奏、達者な演奏といった域から出られないままです。

そういうアプローチをするにはとても時間が必要で、演奏技術に関しても作品の解釈についても一つの曲に対して向かい合ってたくさん勉強しなければならないことが出てきます。ですが、真に優れた作品の良さに触れるというのはそういった内側での消化と昇華によって初めてもたらされる喜びでしょう・・。
しかもそういった何年もの年月を経て残って来た作品を理解できるには、相応に感性や知性に日頃から鋭く磨きをかけ、様々な経験をし・・・・・。
幅広いレパートリーを持つ優れた演奏家はレパートリーの数だけ一人で何人分もの人生を生きてるようなひとかもしれないですね。。

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2003/2/14

ヴァレンタインデー・・・美味しい想いをされた方もそうでない方もお幸せに・・。

と、シューマンのピアノ曲をいくつか聴きつつ想いますが、やはりロベルト・シューマンほどのはかりしれない底無しの情熱家で夢想家の男性に愛されてしまうとブラームスの愛情というのはどんなに熱い思いを傾けられても時に理知的に傾き過ぎてしまい崩れようが無いのでしょうね・・クララ女史。。そのくらいシューマンのピアノ曲というのはどの曲にも溢れてきてどうしようもない情熱や愛情が感じられます。

と、このあたりにご興味がおありの方はとりあえず原田光子著「真実なる女性クララ・シューマン」ダヴィッド社をご一読されることをおすすめです。原田光子さんがこの本を書かれたのは前書きに記された日付によると昭和16年。私の手元にある本は1970年発行の新版の第11版です。そのくらい長く大切にされてる本です。
文章は少々古くも美しく知的な女性による日本語で書かれていて、若い方には言葉使いに少々違和感もあるかもしれません。が、シューマンを知る上にも又著者の原田光子さんの文を通して少し古い時代の日本のピアノ界とその周辺で活躍された女性達の感覚に触れてみるという意味でも興味深い一冊であることは間違いないでしょう。抜粋され短くまとめられた本も出ています。

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2003/2/10

暖かい日曜でした。コートもいらないくらいで、すっかり春みたいです。
お陽様が嬉しくて買い物がてらいつも行く近くの公園をふらりと散歩すると、半袖でテニスをしてる人の姿が何の違和感も無く目に飛び込んできます。
束の間足をとめて親子連れなど眺めつつなんだか突拍子も無いことに色々思いをめぐらせていました。人間ってカンガルーみたいな有袋類じゃないもんなあ、何ヶ月も母親のお腹の中にいるくせに出てしまったらもう戻れないんですもんね・・。しかも成人になるまでこれまた長い長い年月をかけてたくさん傷つきながらひとり立ちしていかなきゃならない。どんなに居心地がいい場所だと体の記憶でわかっていてもお腹の中には戻れないなんてケッコウ酷だなあ・・・・・そう思いませんかぁ?

と、書いてるうちに思い出しました。最近吉本ばななさんをまたまた読んだのですが、文庫で出てる「からだは何でも知っている」・・・でしたっけ、そんなことに思いを巡らせられる本でした。

・・と書いてしまいましたが、あら?うろ覚えで書いてしまった本の題名が違いますね。大変失礼をばいたしました。大好きな吉本ばななさまごめんなさい!
正しくは「体は全部知っている」、文春文庫から457円+消費税で〜す。

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2003/2/6

立春も過ぎ、日も随分と長くなってきました。夕方5時を過ぎてもだいぶ明るいですね。安眠の邪魔だった煩わしいゴッホゴッホの咳もようやくおさまってきたようです。お見舞いメールをいくつかいただきました。ご心配おかけしました・・・どうもありがとうございます。それにしても今回の風邪は長引いてしまいました。あちこちで今年の風邪はすごく長くなるのよね〜というような声を聞いています。後生大事に抱えててもしょうがないですよね、こんなもん。熟成させちゃったりして・・。

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2003/2/1

風邪だインフルエンザだと流行っていますが、しっかりやられてしまったようです。
熱は出ていないのですが咳がひどくて、こんなのアリ?というくらいひたすら咳こんでしまい、かといってお医者さんに診てもらうと喘息でもないらしく、夜通しゲホゲホしてしまいました。。
体調がおかしくなりはじめた頃には妙に声に艶が出て低くなってきて、あ〜ら色っぽくていいわねと笑っていたのですが、ゲホゲホの咳がややおさまった今気がつけばハスキーボイスもいいところ。しゃがれてしわしわのひどいかすれ声・・・。自分で話しててもいったいどこのおばあさんが話してるんかいのぉ〜・・・です。お゛読゛み゛に゛な゛って゛る゛み゛な゛さ゛ま゛、し゛ゃが゛れ゛た゛声゛聞゛こ゛え゛ま゛す゛か゛?
お気をつけくださいませ。。

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2003/1/28

26日、牛久での本番を終えました。ジョイントコンサートの中でノクターンを2曲のあっという間の本番ですが、聴いてくださった方の心に何か感じていただけるような演奏ができたでしょうか・・。心のこもった良い演奏でした・・・というものからドレスが素敵!まで色々感想をいただきました。おいでくださったみなさまに改めて御礼申し上げます。

そう・・先日弾いた2曲のうち、ショパンのノクターンOp.27-1は工藤千夏さんという知人のライターさんがニューヨークで上演した自作のリーディング・・えーっと朗読劇と言っていいの?・・・の劇中の音楽として使われたということなのです。ちょうどこの曲を練習してる真っ最中にメールが届き、バレエのシーンに使う曲で、静かな部分から次第にドラマティックに激しくなっていく曲・・・なんかないでしょうか?と相談を受けました。だったら、千夏さんの持ち味といい、そのドラマの構想といいショパンのこの曲がぴったり〜!とぴぴぴ!と感じてアドバイス差し上げたところ、あちらでCDを探し使ってくださったということです。実際にどんな舞台なのか是非観たかったですね。

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2003/1/24

それにしても寒い一日でした。都内は雪。。雨も冷たくてひえびえとしますね。
こんな寒い夜は熱いお茶でほっとひといき・・と、何はなくても戸棚にはお茶を欠かさないお茶好きです。特にどうのこうのとうんちくを垂れるようなものではないですが番茶も出花茶(?)に煎茶、ジャスミン茶にアールグレイに・・と最近ちょっと気に入ったのが生徒のE嬢よりモスクワ土産にいただいたあちらのお茶。袋には私には読めないキリル文字と共に「RED DATES GREEN TEA 」とあります。ナツメヤシと緑茶のブレンドらしく、緑茶がベースになっていて普通の日本茶のようでもあるのですがほんのり甘い香りがして美味。これ、コニャック入れて飲んだらすごくあったまりそう。これから試しまーす。

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2003/1/20

18日(土)に都響(東京都交響楽団)の定期演奏会でラフマニノフの3番のピアノコンチェルトを聴きました。井上道義さんの指揮、ソリストはニコライ・ペトロフというロシアのピアニストです。ペトロフのことは不勉強で知らないまま聴きに行ったのですが、あら〜聴いてびっくり、ロシアンピアニズムの安定したテクニックで素晴らしいラフマニノフを聴かせていただきました。徒に甘美な表現に走らず、かといってやたらとテクニックを見せびらかすわけでもなく、時にオケをひっぱる余裕のうちに、ベテランピアニストの豊潤な音楽が奏でられました。数ヶ月前に同じ曲を中国出身の若手ピアニストで聴いたのですが、あまりの印象の違いに耳をも疑う?!ものでした。

ペトロフ氏は1943年生まれでCDのリリースもあり、私が知らなかっただけで、既に大変ご活躍のようです。ロシアのピアニストはホントに層が厚いのですよね。モスクワ音楽院で教えられ、日本ではピティナの関係で公開レッスンなどもなさるようですから、そちらの関係でご存知の方も多いことでしょう。

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2003/1/15

コンサートのお知らせです。
ほぼ年に一度恒例で開いております牛久市でのジョイントコンサートです。司会者によるお話を交え、6名のピアノ演奏が奏でられます。日曜の午後、お気軽に来て頂けるものですので、どうぞお近くの方は是非いらしてくださいませ。
私はショパンのノクターンから2曲弾きます。しっとりと又時に激しく美しい曲ですよ〜。

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 MusizierenConcert 第12回ピアノコンサート 「音のコントラスト」
 1月26日(日)午後1時半開演 
 牛久エスカードホール(JR常磐線牛久駅前イズミヤ4F)
 全席自由 入場料700円 当日券有り

 
スカルラッティ  ソナタ L.366 他  奥園蘭子
 ラヴェル   ソナチネ   浅川みつ子
 リスト      愛の夢 ため息 児島多紀子
     −−−−−−−
 ラフマニノフ  コレルリの主題による変奏曲  村上理子
 ショパン ノクターン Op.27-1,2  礒山久理
 リスト  超絶技巧練習曲 8,10 
      ハンガリー狂詩曲第11番  和田れいな

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2003/1/14

気がつけば・・なんと、いつの間にか過ぎていました。「稽古場」サイトは2周年!
2001年1月13日がお誕生日なのでした。ひさりせんせ、ご感想は?ハイ、あら〜〜2年もやってるのね、という気分と、まだ2年だったっけ、という気分と両方です!

いやはや。演奏やピアノのレッスンという自分の本業部分をもっと充実させ、みなさまにもっとお役立ちにすべきところをほったらかしていて平身低頭・・。でも、最近では「読むところがたくさんある〜!ひえ〜〜」というお声をよくいただくようになり、ほほほ・・と、一人ほくそえんでおります。どうぞこれからもご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします!みなさまの楽しいお話、情報などお待ちしております!

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2003/1/13

1月も半ばになると日が思いのほか長くなってるのに気がつきます。ちょっと前まで夕方5時といえば真っ暗だったのがほんわか夕焼けが残るくらいに明るかったりして、春近し〜といった風情を微かに感じます・・オヤ?そういえば敏感な人は早くもスギ花粉に反応しちゃう季節に突入しますね。。くしゃん!・・花粉の季節ってティッシュの売上げ向上するのかしらん。マスクとセットで売るとか・・。

風は冷たくても陽射しがあったかいとお散歩日和を感じてふらりふらりと公園を散歩したくなります。人間観察も好きですが、のら猫さんとベンチで並んで座らせてもらえる光栄に預かると妙に嬉しくなります。猫って背中がくにゅっとまるいんですよね、ほんとに。日向でしばらく撫でてるとこっちが眠くなりそうでした。やれやれ、ばあさんや・・・。猫に陽だまりは何故か良く似合うものです。・・いや、それにしてもとりとめのない話・・。

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2003/1/9

七草(お粥食べましたよ〜ちゃんと。せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ・・でいいのでしたっけ?良い子のみんなはいただいたかな〜)も過ぎればすっかり正月気分もおしまい。ヘタすると2004年まであと○日!みたいな話になりかねないわけで。
4歳児ちゃんの生徒の新年初レッスンでのことです。よく練習して弾けてるので、じゃあもう少しソフトクリームみたいになめらかにおおきなお山を作って〜(訳:レガートでもっと歌って、旋律の頂点をめざして!)と、より音楽的に楽しくレッスンしてるのですが、何か視線が先生のお顔を通り越してあちらの壁の方に・・。
はて?と思うとどうやら新しいカレンダーが気になるご様子。
今年のレッスン室のカレンダーはミシェル・ドラクロワ(あの巨匠ドラクロワとどういう関係なのでしょうね?)というフランスの画家のカレンダーですが、パリの街角で道行く人々の様々な姿が小さくたくさん書き込まれてます。あのかつて流行ったウォーリーを探せ!でしたっけ、画風もちろん全然違いますが、あんな感じで子供の目にも面白いのでしょうね。
でも、よかった・・・カレンダーを買う時に先生の趣味でクリムトの官能的な絵を選ばなくて・・。

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2003/1/4

突然思いたってふらりと横浜の中華街に行ってきました。よく晴れた日だったのですが、海の風がぴゅうぴゅう吹く中華街のあたりは寒いのなんのって・・。でも、新年の人の賑わいとあちこちの店先からほわほわ上がってくる豚饅頭やフカヒレ饅頭を蒸かす湯気で気分はなんとなくウキウキ、おお〜謹賀新年!正月よ!というところでした。
もちろん安くて美味しい香港料理をほおばってきましたよ。おこげのあんかけが美味。勿論、杏仁豆腐もマル。
中国では旧正月で祝うということなのでその時に又行ったら、爆竹パンパン鳴らす中、もう一回目出度い気分になれるのは良いな〜。

で、お決まりのコースを辿り、山下公園で吹きっさらしの海風に身を縮めつつ、陽の光にきらきらしながらもいかにも冷たそうな冬の海を眺めてきました。

山下公園には日本人はもとより、洋の東西を問わず沢山の観光客がいるのですが、人のカップルより目を引くのがカモメとハトの組み合わせ。海辺なので当然カモメは群れをなしていますが、公園にはお決まりのハトもこれまたうじゃうじゃ(ちょっと苦手・・)いるのです。
それがなんとまあ一緒に戯れ(?)てるではありませんか。地面でエサをついばむずんぐりむっくりのハトの隣にちょっとスラリとスタイルの良いカモメが何を勘違いしてかぴょんぴょん地面を飛び跳ねてるのです。人の手からハトもカモメも一緒くたになってエサを食べてますし・・。ハトとカモメがすっかり共存してるように見える変な光景。自分のことを何と思ってるのでしょう・・・?

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2003/1/2

新年あけましておめでとうございます。みなさまどんな風に新しい年を迎えられましたでしょうか?そして又こんな年にしたい!と何か気持ちを新たに決められたでしょうか?一年の計は元旦にあり、というわけで私は年明け早々ピアノに向った元旦でした。おお〜ヨハネス!さあ仕事するぞー!? みなさま今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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