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2002/12/31

というワケで、いつのまにやら大晦日です。いい天気に恵まれた穏かな年の暮れ、ばたばたと過ごすことになりそうですが、心静かに晴れやかに新年を迎えたいものです。今年もこのサイトを通して色々な方との出会いがありました。至らぬ点も多い中、励ましや情報の楽しいメールをいつもありがとうございます。来年も又よろしくお願いいたします。♪みなさまどうぞ良いお年をお迎えください!

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2002/12/30

こんなとこにもピアノがあるんだ〜とびっくり。
今年の忘年会の締めくくり(?)に参加させていただいたパーティーの会場の話ですが、何故か中華料理でピアノのお集まりというではありませんか。・・中華とピアノとはなんだか変な取り合わせ・・・というのは固定観念か・・。
で、とにかく中華屋さんにピアノが入ってるというのでどんなとこかと思っていたのですが、品川の小さなビルの地下の階段を降りていくとなにやら一昔前の古い純喫茶風(うーん・・)のたたずまい。お洒落ともなんともいえないけど、茶色のソファもなんというか懐かしい感じのお店でした。

お店のおやじさんとちょっと話したところたまにバラライカを使っての演奏とか、サックスのライブなどもあり・・・と言ってましたので、これはきっと歌声喫茶だったのね!と判明???昔はボルシチやピロシキを出していたのかも!と勝手に決めつけて納得。でもお集まりの若いピアノ弾きさん達、知らないだろうな〜、ボルガの舟歌とかのロシア民謡を、さあみなさんでご一緒に〜の歌声喫茶なんて。。私も知りませんけど、ええ。

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2002/12/28

し、しかし・・なんざましょ・・・↓27日付けの更新・・・。ま、よござんしょ、年末です、もーいくつか寝るとお正月です。。

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2002/12/27

真面目なブラームスを聴きつつ弾きつつ・・・ えーっと・・「立山」は美味しいなあ・・それから、えーっと北陸のお酒は美味しいなあ〜、えっと・・・・・年末は美味しいなあ・・・えーっと、困った時のシューベルト(これはバレエピアニストさん的内輪ネタで・・)、でも、シューベルトのピアノ曲はあまりに本質そのもので、生か死かみたいな世界だし・・・と言ってるうちにもお皿の中のおでんは減っていくのであった・・・。失礼しました!年末指数の高まるひさりさんでございます。。

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2002/12/26

クリスマスはみなさまいかがお過ごしでしたか?ケーキとプレゼントと何故か恋人たちの車内過剰便乗ラブラブ状態(エロエロ・・というお声も一部ございますが。良い子達の集う本サイトには一部不適切と思われる表現がありましたらばお許し願います。。)にクリスマスが象徴されてしまうのかと思いきや、いやいや、それもまた世の中の一部であって決して全体ではないものです。
クリスマスのメッセージをカードやメールでいくつかいただいたのですが、言葉の一つ一つに心を傾けてみるとなんだか人ってあったかいなあという気もふつふつと沸いてきます。取り立てて具体的な信仰は持たない私ですが、やっぱり神様にちゃんと守られてるのかな、ありがとう・・・そんな気持ちになりました。。

年末も近くなり、バレエのお教室もお休みに入り、ほっと一息体を休めたり、あるいは逆にここぞと集中して講習などを受けたり、皆それぞれの冬休みでしょうか。

考えてみると私はピアノを弾く立場でしかバレエのクラスを知らないので子供達のためのクラスもピアニストがいるのが当たり前。ですが、やはり世の中の大多数のお教室はなかなかそうはいかないのですよね。予算もスペースも難点が・・。ですから、子供のクラス「なのに」ピアニストがいて、生のピアノ演奏でお稽古できる!そんなの贅沢!・・という話にどうしてもなりがちですが、いやいや、成長していく子供達だからこそ、良い音楽環境のもとでお稽古させたいものですよね。

・・なんて話を今日はワイン入りの頭で書いていまーす♪

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2002/12/23

8月にこのコーナーご紹介した石川康子著「原智恵子 伝説のピアニスト」の本で話題になった原智恵子さんのCDを聴いています。
ショパンのピアノコンチェルト第1番、ドビュッシーの「子供の領分」ショパン「スケルツォ第2番」が収録されてるものです。
このピアニストについて書かれた本からの印象そのままを感じさせる演奏でした。溌剌と伸びやか、奔放でさえある演奏です。特にショパンは演奏家の呼吸がそのまま音楽になり、溢れる感性をなんら抑えようともしない芸術家の姿が浮かび上がるような感じです。
同時代の日本を代表する素晴らしいピアニストで教育者であった安川加寿子さんの楚々として端正な演奏とは好対照なのではないでしょうか。
いずれにせよ演奏に対しどうしてこうも高度の凄まじい集中力と自信を持てるのか・・古き良き時代という力のなせるワザなのでしょうか・・・。

・・・なんてことをビール飲み飲み書いてましたが・・文が酔ってる?
キリンの「まろやか酵母 酵母が生きてる生ビール」。なかなか美味しいです。どちらかというと和食でいただくのがよろしいですな。でも国産のメジャービール(?)なら「恵比寿」、さらには「銀河高原」にやっぱり軍配があがりま〜す。冬に飲むビールって美味しい〜♪ビール会社の回し者ではありません。あしからず。

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2002/12/18

というわけで、16日夜、MLに登録されているバレエピアニストさん達6名で忘年会を開きました。
MLのオフ会としては過去最多の参加数でしょうか、だいたいが、バレエのピアノを弾く者同士6人も顔をつき合わせて共通の体験を話すなんてことはおよそありえないものです。でも、この仕事をしている人間でしか通じない話が山ほどあり(なんだか色々話しましたね・・・ロシア人の先生への対策とか、○○さんは今どこでどうして踊ってるの内輪話から、男性ダンサーのクラスで弾く時の難しさはどうのこうのとか・・)なので、やはり貴重な機会です。
一次会の会場は池袋の「鯛の鯛」という和食のお店でしたが、ここはもう、私のためにあるお店ね!というくらいお料理とお酒がぴあったり口に合う美味し〜いお店でした。(予約をいれてくださったNyanさま、ほんと、ありがとうです!)白子ポン酢にあんきも、鶏肉を味噌とにんにく風味に焼いたものなどに日本酒は「立山」をきりり・・ときたらもう、それだけで言うことはあるまい。
一体何の話をしてるかとか、何の集まりだったかとかはほとんどどうでもよくなって(コラコラ・・)飲み食いに専念したくなった私でございました。

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2002/12/16

BalletPianistMLに新会員さんをお迎えいたしました!最近まで名古屋を中心にバレエ学校などで演奏なさってましたが、この冬突如として東京に移住(?)され活動をはじめたパワフルな女性です。
というわけでこれにてML登録会員数は全国津々浦々・・と言っても首都圏以外は西高東低の傾向が強く、現在計21名になります。そのうち、首都圏在住女性5名に男性1名(!)で忘年会の予定でーす。

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2002/12/11

太郎の屋根にも次郎の屋根にも雪は降り積もったのでしょうか。この時期の関東の積雪は窓からその景色を目の当たりにしてもにわかには信じ難い気分です。一夜明けても日陰やところによってはうっすらとではありますが一面これ雪原と言った風景も拝めたのですから、お天道様のご機嫌はいったいどうなってるのでしょうね。

目の当たりにしても信じられない雪景色でしたが、雪国育ちの耳と肌は微妙な変化を察知して、カーテンを開ける前から雪の予感がしていました。これで予感がはずれては私の本能的な感性も詩的感覚もあてにはならないものですが、ちゃんとあたっていたので、なんとなくそれだけでも豊かな自然に恵まれて育ったことが少し誇らしい気分でした。雨の匂いがわかるという人もいますが、雪の音、わかるんですよ・・。

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2002/12/6

久しぶりに往年の名ピアニスト、イヴ・ナットの自作自演をひっぱりだして聴いています。遠い彼方の時空を見つめるような、想いを馳せるような、そんな曲です・・。カセッラの作風にもちょっと似てるような。いいなあ・・。
と書いてると「ひさりさん優雅でございますわねっ」と思われるでしょうが、いやはや日曜の生徒達の発表会による疲れだろうなあ〜という体調の崩れ方が水曜、木曜とじわりじわり・・・。
疲れた〜と言ってその晩ぐったりというのはよろしいのです。疲れた〜が次の日になって・・というのもまだよいのです。。
でも、疲れたよんよんよん。。。。と3日後、4日後と時間差攻撃で襲われるのはアナタのおとしのせいなのよんよんよん。。。。と耳元で悪魔に囁かれてるようで、ああ悪魔さえも受け入れるのが年の功というものなのかしら・・と、ますますぐったり。
諸先輩によると疲れた〜が一ヶ月後に出て来て、なんだろう?という場合もあるらしいですから3日後くらいに出るのはまだまだ若造、青二才さね。
私の体調の崩れは定番の目、肩、腰です。ま、秘儀秘伝の秘策の秘術による健康法(なんだそれ?)を受けてなんとか持ち直しつつ、忘年会シーズンに備えましょう。

というわけで、発表会のご案内改め、御報告をアップしましたので、ご興味がおありの方はプログラムの詳細などどうぞごらんくださいませ。

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2002/12/2

おかげさまで1日夜、私の生徒の発表会を無事終えることが出来ました。日曜夜とあって客席が寂しいのは残念でしたが、客席からの拍手が本当にあたたかく、演奏者のひとりひとり皆充実感を味わって終えられたのではないかと自負しています。ご来場くださった方々、メールでお祝い、励ましなど送ってくださったみなさん、どうもありがとうございました。

さて、入場無料のアマオケコンサートのお知らせです。
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 JR東日本交響楽団 第11回定期演奏会
    12月8日(日) 12:30開場 13:00開演 
    川口総合文化センター・LILIA・音楽ホール(JR川口駅西口正面)
  
 ♪ ベートーヴェン 交響曲第6番 「田園」
    ショスタコービッチ ピアノ協奏曲 第2番
    バルトーク ルーマニア民族舞曲  

    指揮   小泉智彦 koizumi toshihiko 
  ピアノ独奏  中野孝紀  nakano takanori  

指揮者 プロフィール
県立青森高校卒業。東京音楽大学指揮科、及び東京芸術大学指揮科において、遠藤雅古、三石精一、汐澤安彦の各氏に師事。
在学中より指揮活動を開始する他、小林紀子バレエシアターを始め、著名ないくつかのバレエ団でバレエピアニストをつとめるなど、バレエやオペラの分野でも、活発に活動。
1996,97年渡欧。ウィーン、ミュンヘン、ベルリン等、各地で研鑽を積む。
1997年8月には「ムジカ・リヴァ・国際音楽祭」(イタリア)に参加、Y.アロノヴィッチ氏(元モスクワ放送響、ケルン・ギュルツニッヒ管、ロイヤル・ストックホルム・フィル各常任指揮者)のマスタークラスにおいて最優秀の成績を収め、ローマ・フィルハーモニー・オーケストラのコンサートを指揮。
翌1998年には同音楽祭より招待され2度のコンサートを指揮し、聴衆はもとより著名な音楽評論家の間でも高い評価を受け、新聞紙上でも絶賛される。
以後も2000年まで4年連続で同音楽祭に参加し、I.カラプチェフスキー氏(元ウィーン・トーンキュンストラー管音楽監督、現ベネツィア・オペラ・フェニーチェ座音楽監督)に師事、ミラノ・スカラ座アカデミー管のコンサートを指揮。
現在、JR東日本交響楽団の常任指揮者をつとめる。

・ピアニスト プロフィール
東京芸術大学付属音楽高等学校、東京芸術大学を経て同大学院ピアノ科修了。在学中安宅賞受賞。辛島輝治、笠間春子、園田高弘の各氏に師事。90年渡欧、ベルリンを中心に各地にてソロ、室内楽演奏会に出演、94年ベルリン芸大を最優秀で卒業。10月
東京にてデビューリサイタル、NHK・FM放送の「土曜リサイタル」に出演。以後96,97、99、01年とソロリサイタルを開催、いずれも好評を博す。他にオーケストラとの共演や室内楽、伴奏等幅広い演奏活動を行っている。現在東京学芸大学講師。

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2002/11/26

美味しいお蕎麦(ホント、美味しかった。。)の話題以来、更新をお留守にしておりましたが・・。柿の実も落ちたし、最後の一葉もはらはらと〜という雰囲気ですし、ぼちぼち冬眠?ピアノだけ持って(かついで?)どこかもぐって弾きこもるのも悪くないです・・。とぶつぶつ言ってる間に生徒の皆さんの発表会にむけての勉強会も終わりましたし、(発表会本番は今度の日曜です〜!)その後自分のために久しぶりに受けたレッスンも充実のうちに終え・・とバタバタ過ごしておりました。。

で、久しぶりにどかん!と大きな刺激を受けて勉強してまいりました。レッスンを受けさせていただいたのはアキレス・デルヴィーニュ先生というベルギー在住でロッテルダム音楽院教授を務められ、エコールノルマル、ジェノヴァ、ジュリアード、モスクワ、サンタ・チェチリア等の各音楽院のマスタークラスはじめ各地の国際コンクールの審査員など務められてる(先生の経歴のごく一部ですが書いてるとホントに凄いな〜・・と改めて思うのでした。。)方です。前日からひーひー緊張しながらピアノに向かっていましたが、レッスンが始まってしまうと鼻水などすする間もないあっという間の充実感でした。
特に、指や腕の使い方などの音色に関わることや、実践的な演奏に直接結びつく曲の解釈についてまで僅かな限られた短い時間内で学べることは全部教えていただいたような気がします。
クラウディオ・アラウの後継者と謳われており、レッスンからはお人柄も演奏も大変に大きなあたたかさと深い情熱を感じさせていただきました。貴重なプライベート・レッスンの機会を提供してくださった日本ベーゼンドルファーに感謝です。。

そのアキレス先生のリサイタルが27日(水)7時、津田ホールで行われます。アルゼンチン生まれのピアニストである先生のプログラムはピアソラ、ヒナステラなども含むとても興味深く又楽しめそう(!)なものです。
 ・27日のプログラムは以下のとおりです。
  ピアソラ  2つのタンゴ ブエノスアイレスの冬
                 天使のミロンガ
  ヒナステラ   ピアノ・ソナタ 第1番 Op.22
  ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調 Op.57「熱情」
  リスト       ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 

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2002/11/18

美味しいお蕎麦をいただきました。文京区弥生は日本医科大向かいにある「夢境庵」。文句無し、好きも嫌いも有無を言わせずのうまさです。Yahoo!グルメなどにも紹介され既に相当有名なようですが、江戸情緒の漂うこじんまりとした古いたたずまいの木造のお店で、兎に角、一度食べたら2度3度と通いたくなります。
休日のお昼過ぎに入った腹ペコちゃんとしてはとりあえずランチメニューなどという多分、およそ蕎麦通ならしないであろう注文をしたのですが、かけそば、ご飯、ひじきの煮物、ぬか漬・・これがもう、非凡なる平凡とでも言うべき最上級の普通の美味しさで、幸せなことこの上ない食事なのです。
丁寧に作られ、しかも鼻につくもっともらしさなど微塵も感じさせないほんまもんのプロの職人さんの美味しさ。蕎麦のコシがどうの、汁のしょっぱさがどうのあーだこーだ・・という説明は一切不要、というか言葉の残らないくらいひたすら美味しい・・その感覚だけが残るのです。強いて言えばきりっと熱くてしゃきっと旨い蕎麦。いや〜良いです。

紅葉の美しい静かな根津神社を散歩しながら裏門を抜け坂道を上がって行きました。右手に医科大を見てその向かい側です。気をつけないと通り過ぎちゃいそう。

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2002/11/16

少し前に聴いたコンサートですが、ポリーニのピアノを聴く機会がありました。いや、やっぱり凄い人なんだな〜〜と実に単純に感心することしきりでございました。。

聴いたのはサントリーホールでのポリーニプロジェクト第5夜なのですが、メインはアーノルド・シェーンベルク合唱団(勿論、プロ)の演奏で、かの巨匠ポリーニおじさんはなんとブラームスやシューマンの合唱曲の伴奏(うっひゃ〜!!)を数曲ちょこちょこっとするだけなんです。合唱の伴奏者としてのポリーニなんて早々滅多にお目にかかれるものではないものです。珍しいものを聴いてしまいました、ホントに。(機会を作ってくださったSさま、本当にありがとう!)

ポリーニの生の演奏は実は初めて聴いたのですが、正直、CDなどでの演奏はそれほど好きになれるものではなく、音そのものの魅力を感じるピアニストではありませんでした。
いや、しかし!百聞は一見にしかず・・・うーん・・ちょっと違う?・・・伴奏者としてのポリーニの音は実に多種多様な音色に満ち、呼吸もバランスも合唱と全く一体になって見事なアンサンブルでの(素晴らしいとしか言えません。。)演奏を聴かせてくれました。単にピアニストというのではなく素晴らしい音楽家というのはこういう人を言うのか〜とあんぐりただただ感心でした。

彼にとってはまあ、朝飯前のお仕事でしょうし(うーん・・あれだけの仕事量でギャラは。。)、ステージ上でも実にリラックスした雰囲気で「イタリアの気さくなおっさん」が楽しげにさらさらとピアノを・・みたいな感じでした。実際、彼が弾きはじめた瞬間、あまりにさりげなく、私は一瞬、練習始めるの?と思ってしまいました。
ステージ上では巨匠ポリーニを立てようとする指揮者さんに「いいんだよいいんだよ、そんな、指揮者の君がおおいに拍手を受けてくれよ、僕は伴奏者だからさ。」・・と言ってたかどうかは知りませんが、そんな暖かい雰囲気が漂っていました。

アンコールになんとまあ、御馴染みの「流浪の民」を演奏したのですが、あんなさりげなく熟しきった伴奏での「流浪の民」なんておそらく二度と聴けないでしょう・・・。

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2002/11/11

久しぶりにどっぷりバレエらしい(?)話題をば。
良い子のみんなも昔ヨイコだったみんなも結構好きそうなバレエのアニメです。いや〜その名も「プリンセスチュチュ」・・・うっ、もお、いやんいやん!題名だけでお腹いっぱいョ☆☆と言う感じですが。。
残念ながらキッズステーション(ケーブルTV)と神奈川テレビなど比較的限られた人しかお目にかかれないらしく、私も情報をいただいて初めて知った次第です。
HPはこちらhttp://www.imagica.com/shop/tutu/

サイトを開いただけでも「憧れのバレエ」の世界がたっぷりのアニメであることは一目瞭然。なにせ登場人物の名前が「ピケ」(きゃー♪ピケピケピケ、のピケですね)「ドロッセルマイヤー」(アニメ見なくても声が聞こえそうな気がします・・。)ともうなんかくすぐったくてむずむず・・。すごくきちんと作られてるようで、声も岸田今日子さん、三谷昇さんと一流どころがしっかり締めてるようです。 

情報を下さった方によると
「絵は丁寧(動きは非常にそれらしい)だし、使っている音楽はチャイコとかショパンなどのクラシック系が中心。  
主題歌の間奏部にチャイコの「花のワルツ」が使われ、本編中もムソルグスキー「展覧会の絵」の牛車とか、ベートーヴェンの「コリオラン序曲」(のはず)とか、チャイコの幻想序曲「ロミオとジュリエット」など、クラシック音楽のオンパレード」
だそうです。
やっぱりちょっと見てみたいですね。。

木下さん(バレエ頑張ってくださいね〜パパ、リスト聴かせてくださいね〜)情報ありがとうございました!

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2002/11/7

PianoLessonRoom に礒山久理ピアノ教室 発表会の御案内をアップしました。
12月1日(日)原宿アコスタディオにて夜7時20開演の大人ばかりのピアノ発表会です。

社会人の演奏者の皆さんは多忙な中それぞれ真摯に曲に向かいつつ、本番前のはらはらどきどき、でも弾けるようになって自信もふつふつと沸き一番楽しくなる詰めの時を迎えています。レッスン後の諸々の楽しい雑談はレッスンの中では見られないその人その人の仕事や家庭と関わる顔も発見できたり、私の知らない仕事の世界を教えてもらえる時間でもあり、ピアノを教える立場を離れ新鮮な時間だったりします。
そんな日常のレッスンの延長線上にある発表会ですが、当日は私自ら司会進行役をしましょうかと思案中・・・リラックスした雰囲気の会にしたいと思っています。みなさん聴きにいらしてくださいね〜!

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2002/11/6

10月17日付けの本コーナーで取り上げましたフリューゲル・ザール(柏市)という小さなホールが貸しホールとしての業務を再開した様子です。
個人の有するスペースとしては実に丁寧に創られたホールで、小さいながらも現代的でかつ日本風の趣の漂う瀟洒な建築物です。ちょっとした庭園があったり、響きも自然ですが、ホールの空間そのものに魅力が感じられます。ここで武満徹を聴いてみたいなと思うような・・。ピアノは小さなスタインウェイが入っています。
これまでしばらくt対外的な業務はお休みしていたのをこの11月から再開ということ。詳しくはこちらをどうぞ。
 http://www.h3.dion.ne.jp/~tomokofs/

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2002/10/31

いつのまにやらアクセス数4万突破!HP開設2年に満たないうちに本当に沢山の方々にお越しいただきました。読んでますよ〜と常日頃より応援してくださってる皆様もいちげんさんも、ありがとうございます。バレエのことピアノのこと、美味しいものの話等々・・続けていくうちにこのサイトの話題もきっと色々と変化し、色んな方と出会うことになるのでしょう。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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2002/10/26

24日夜、タン・ドゥンが作曲、台本、指揮を手がけた「ホール・オペラ TEA」を聴きました。サントリーホールが主催するホール・オペラのシリーズのひとつで、タン・ドゥンに委嘱、世界初演というものです。
現代音楽の作品は難しい云々などということではなく、自分の五感で作品の発する気を受け止めながら、構えることなく聴くことの出来るものでした。

映画音楽でアカデミー賞なども受賞しているタン・ドゥンですが、今回の作品全体、オペラではあるのですが、聴いてる自分の存在も含め、音楽、舞台、客席がいつのまにかひとつの空間に溶け合ってしまうような不思議な印象を受けました。それがなんとも私には心地良い感覚でした。

京都の寺院や中国を舞台とするのですが、物語を説明するキーワードとしては茶、愛、魂、人生、芸術・・・というところでしょうか。プログラムには「茶 魂を映す鏡」とあります。英語の台本ですが、作品の題材から言っても勿論、中国の哲学思想がそこには在るのだろうなということはすぐ感じられます。でもそのような特定の文化を超え、(実際、人間同志の対立感情などは割り切れない情愛と同時にもっと二律背反的な西洋風の捕らえ方も含まれていたように感じました・・)全ての人間に共通する普遍的でしかも目には見えにくい感覚、価値感といったものが常に作品全体から香るように伝わってきます。

サントリーホールに作られた舞台装置は能や狂言といったものを思わせ、舞台上の出演者(「歌手」というより「役者さん」と言いたくなるような演劇的な印象が強かった・・)の息使いがごく自然に聴き手にも感じられる美しい歌が奏でられます。3人の女性奏者によってパーカッションとして終始使われていた自然を象徴する「水」で奏でられる様々な音も面白く、でも一時の現代音楽にありがちだった自意識過剰的な(?)使われ方ではなく、人の呼吸にいつのまにか溶け込んでしまう水禽窟のような印象でした。

・・・このような作品をことばで説明するのはとても難しく、感じたままを羅列するだけでそれこそお茶を濁す駄文となってしまいましたが、聴けて良かった、ああ又観てみたい!と素直に思える舞台作品でした。「茶の心において、女は人生を芸術にし、男は芸術を人生とする・・」と歌うこのオペラ、是非再演されて欲しいです。

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2002/10/24

最近読んだ本のひとつ。「ショパン 知られざる歌曲」小坂裕子著 集英社新書。
2002年7月の刊行。私にしては珍しく出て間もない本を買って読みました。
ショパンといえばひたすらピアノ曲を書いて、あとはチェロの曲が一曲あったなあ〜、オケがらみといえばやっぱりピアノのコンチェルトだし・・・。で、この本はその表題のとおりピアノの詩人であるショパンの書いた知られざる歌曲を取り上げています。

「おわりに」の部分からの一節をちょっとご紹介。
「おそるおそる歌曲を年代順に分けてみると、19曲(作品番号のついたものは17曲)が作曲人生のほぼ全般にわたっていることがわかった。詩を羅列してみると、小躍りしたくなるほど、予想通りの内容が並んだ。初恋、旅立ち、祖国への思い、幸せな日々、別離と悲哀、そういった歌詞と重なるショパンの日々。」

専門的な歌曲の解説ということではなく、御馴染みのジョルジュ・サンドとの恋愛とが絡めて書かれるなど、読み物として楽しく読めます。又、譜例もついているのがとても魅力的な本です。

ショパンの歌というのはしかし、なんですね・・・嗚呼やっぱりショパン!です。。あのマズルカやノクターンなどが、そのまんま・・・。
ショパンのオペラを聴いてみたかったという話も一般にありますが,個人的にはどちらかというと小規模でも幕モノのバレエのオリジナル作品があったらさぞ美しかったのではと思います。ん?作品これ全てマズルカばっかりだったりする!? 

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2002/10/17

このところ無性に人の歌声が恋しくて(秋という魔法の成せるワザかしらん・・いえいえ)シューマンの歌曲など聴いてるのですが、この歌声恋しやという感覚の直接の引き金になったのは少し前、柏市にあるフリューゲル・ザールという小さなホールで聴いたコンサートでした。

この、お香の匂いを感じさせるしっとりと落ち着いたプライヴェートホールの持ち主でもある木内朋子さんのソプラノと河野克典さんのバリトンで、フーゴー・ヴォルフ(HugoWolf1860〜1903)の歌曲ばかりを集めたプログラムを聴いたのですが、特に、私などが今更言うまでもなく河野克典さんのバリトンが本当に耳に心地良く響いて、なんとも忘れ難いのです。忘れ難いと言うより忘れたくないと言った方がいいくらい、細やかな音色の変化と安定した響きで魅力溢れる歌を聴かせてくれました。人の歌声はこんなにも人に安らぎを与えられるものなのですね・・・。

ピアノでもなく、管楽器でも、弦楽器でもなく、目の前で奏でられる人の声、人の歌。久しぶりで聴いたことも手伝ってでしょうか、まるで初めて目にする色や形に突然出会ったような新鮮な感覚さえ与えられた気がしました。バレエも歌うことと同じく、人間の生身の体で表現されるものなのですが・・。はて?

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2002/10/12

BalletPianistMLに新たな参加者1名を迎えました!
経験は浅いながらも熱心に頑張ってらっしゃる京都のピアニストさんです。
同じバレエ学校などで弾くピアニストさんとも交代時に顔を合わす程度のすれ違い。連絡と言えば代奏を頼む時くらいで、なかなか交流が持てないのが現状・・・。特に弾き始めの頃はわからないこと、不安なことだらけです。MLをどんどん活用、少しでも演奏力の向上に役立てていただければ幸いです。

現在参加者は21名です。関東以北はどなたもいらっしゃらないのがちょっとさみしいですね。。参加お待ちしております!

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2002/10/5

美味しいチーズケーキをいただきました。天高く・・というにはなにやら夏のような暑さのこの頃ですが、夏でも秋でも吹雪の真冬でも旨いものには目が無いのが音楽人間の常というものさ・・・。
で、このチーズケーキ、ひとことで言うとざる豆腐みたいなのです。だって、実際小さなざるにお豆腐みたいに盛られて、商品名はその名も「チーズケーキ かご盛り 白らら(しらら)」というものなの。ホントにざる豆腐みたい。
雪みたいに真っ白でひとくち含むと、マシュマロが溶けていくようにしゅわしゅわっと口の中がくすぐられます。カッテージチーズのしゃわしゃわ感と、クリームチーズのしっとり感が仲良く同居してる感じ。酸味の強いチーズケーキが好きな人には物足りないくらいに癖がなく、甘さもすっぱさも品の良い中庸を貫くお味です。紅茶でも良いですが、緑茶でもいけそう。というわけでいただいて幸せなその「西洋和菓子」は「銀座ぶどうの木」のケーキでした。あっというまに売り切れちゃうそうな。ごちそうさまでした!

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2002/10/1

「年内休まず営業いたします」だそうな!イ〇ーヨーカ△ーにて今年初、ついに見てしまいました、この張り紙。いやはや、今年ももう残すとこあと◇日!の電光掲示板とか、年賀状作成ソフトの山やプリンターの宣伝なんかが目につくのもあっという間かも・・・トホホ。

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