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過去のお知らせ 2001年過去のお知らせトップへ戻る

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2002/7/31

ブルーチーズとご飯の美味しい関係。
ご飯にぬか漬け、納豆が合うように、くさやも鮒寿司も癖になりそなと言われるように、若しくはお味噌のおにぎりが当然美味しいように、白いご飯とチーズのいい関係に気がつかれた事はおありでしょうか?、
しかもチーズもチーズ、あのひとくせもふたくせも強烈な個性を放つ青カビチーズが意外や白いご飯となかなかの相性なのです。ゴルゴンゾーラのパスタ感覚・・・??
お茶碗によそった白いご飯にとろっととけそうなブルーチーズを少々のせてあんぐり。塩味もなかなかに効いてるし、これがなんと漬物感覚で食べられちゃうんです、結構美味しいの。えー!ひさりさん、またあ〜それって飲兵衛の好きそうなご飯の食べ方〜。かもしれないです・・・。ま、一度お試しくださいまし、ご飯とブルーチーズ。洋の東西を越えたご飯と発酵食品の美味しい関係。

それにしてもこのところお富さんだの猫だのチーズだの・・・変?・・ま、夏休みですもん。
と、キャサリーン・バトルでラフマニノフのヴォカリーズを聴きながら。
・・そういえば彼女は最近はどうしてるの?あんなにもてはやされたのに・・透明感のある涼しげなソプラノ・・・・。

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2002/7/27

にゃあ〜ごにゃあご〜。。と表がやけに騒がしいと思ったら2匹の猫ちゃん。マンションの物置小屋が並ぶ前でちんまりお行儀よく静かに座ってた白い猫に、ふぎゃあ〜〜っと血気盛んな様子を隠しもせず背中をまあるく眼鏡橋のようにまるめて迫り鳴くもう一匹の猫。
眼鏡橋猫氏はしばらくにゃごにゃご今宵のランデブーを迫ってみるものの、気をそそられる様など微塵も見せない良い子の白猫ちゃん。しばらく同じようなにゃごにゃごを繰り返してみたもののあまりにそっけないそぶりに力尽きてか諦めた様子で眼鏡橋猫氏はすごすご退散・・・。
ふられてしまった可哀想な猫氏は野良かしらん。迫られても微動だにしないで夜風に涼んでいたのは気まぐれな飼い猫。ちらっとふり返ってみたもののすたすた歩いてはひょいっと慣れた様子で飼い主の窓に飛び乗って身を隠してしまいました。そのそっけないしぐさががとってもキュート。。
・・・と、マンションの塀にもたれて夜風に吹かれてしばし猫見物をしていた私でした。

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2002/7/25

夕べは飲み会で笑い過ぎて危うく窒息しそうでした。。いえ、帰宅後持病の喘息の発作を起こしそうになったという幸せだかなんなんだかよくわからないというありさまでございました。喘息持ちの皆様、アルコールとお笑いの併用には注意しましょう・・。
で、何がそんなに可笑しかったかと言うと、嗚呼勘違い!の歌の詞です。代表的なところでは、「巨人の星」の♪思い込んだぁら〜・・を♪重いコンダ〜ラ〜・・・・コンダラって何?・・とそれこそ思い込んでいるという、そういう類の話。

ちなみに夕べ笑いこけた歌は「おとみさん」
♪いきなくろべー みこしのまつに あだなすがたのあらいがみ〜♪
と調子よく歌うあれです。この歌、世代によっては知らないわ〜とおっしゃる方も多いでしょうが、何せ集まったのは30代半ばから50代・・ですから(クラシック倶楽部というクラシック音楽をこよなく愛する皆様方のオフ会なのですが・・)。

で、昨夜問題になった箇所はというと「いきなくろべー」
・・・なにせ思い込んだら一途な性格なのは私・・・ともうひとかた、やはり同世代の女性。
何年来の思い込みが今宵解き放たれた!知られざるくろべえの正体!・・でした。

「え?いきなくろべー・・って、粋な黒兵衛さんのことじゃないの?」
「何言ってんの!!黒兵衛さんのことじゃなくて、くろべい、黒塀ですよっ!」
「だって・・粋なっていうから、そりゃ、かっこいい黒兵衛さんって男の人かと・・」
「違うのよっひさりちゃんッ!ついでに言っとくけど♪みこしのま〜つに、って、あのお祭のわっしょいわっしょいってかつぐお神輿のことじゃないのよっ!」
「え・・・?」
「見越しの松よっ!黒塀の向こう側に見越す松!」
「じゃあ、粋なって単語はどこにかかるの?」
「黒塀!粋な黒塀!でも、もお、だから、粋なのは黒兵衛さんじゃないのよッ!」

と言う具合でございました・・。くろべーは黒塀・・でお神輿の松じゃなくて・・見越しの松。。ちなみに正しくは

粋な黒塀 見越しの松に あだな姿の洗い髪
       死んだはずだよ お富さん♪

でございました。歌舞伎の「与話情浮名横櫛(よはなさけうきなのよこぐし)」という大変に有名な演目を題材に歌にしたものだそうで、道ならぬ恋の末、切ったはったで、死んだはずと思い込んでいたお富さんが実は生きていた・・というようなお話。
ながながと与太話を失礼致しました。。

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2002/7/21

知人の絵描きさんカル゜さんこと黒木雅彦氏による個展のご案内です。
案内状の文面に「楽園に流れる静謐で懐かしい音楽を表現」とありますが、黒木氏の描く画面の中には日常の内に自然に在る宗教性を感じることができます。私たちが静かに気負うことなく向かい合うことの出来る洋画の世界です。
なお、昨年ご紹介した作品はこちら

黒木雅彦洋画展「星を観る日」 
 会期/2002年7月23日(火)〜29日(月)  会場/銀座三越8階美術ギャラリー

          

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2002/7/19

しつこいようですが、17日で書いたアイスクリームのお話の続き。
ちなみにコンサートホールで500円でいただくフォションのカップアイス、実際に買うまでに列に並んで数分、込み合ったロビーで食べられるスペースを確保するのに数分、勿論ホールの座席からロビーに出て食べようかな〜・・まで、数分・・・で、なんのかので漸くとろけるような冷たいアイスクリームがお口に・・・。と、とたんに「まもなく開演です」・・・わ!どうして〜?! 
休憩時間15分ではコンサート前半の余韻もへったくれもワインもアイスもありはしないじゃございません?最初から15分ってわかってるんだから、じゃあアイスなんか食べなきゃいいのに!?・・・だって、どうぞ召し上がれ(15分の休憩時間でね!)って、売ってるじゃない〜。。もぉ〜・・・・・ぶつくさぶつくさ。。

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2002/7/17

そう、またしてもアイスクリームネタです。
フォションのアイスがコンビにでも買えちゃうことは以前書いたとおりです。小さなカップがひとつ250円なりです。ま、ささやかな庶民の贅沢さね。
ところがどっこい、都内の某コンサートホールで休憩時間にアイスクリームをいただきましょうと注文しました。ま!さすが、やっぱりフォションがでてくるのね!と喜んだのも束の間の幻影・・・・あやうく騙されそうな気分になりました。
だって、コンビニの250円と全く同じバニラのカップがそのまんま、まんまですよ、まんま・・・まあ綺麗な受け皿に乗せられて、金属のスプーンがついて・・なんと500円!ええっ!?倍?場所代と人件費と・・・コンサートホールとしての雰囲気??うーん・・・ぼったくりだわ〜公共ホール!

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2002/7/14

PianoLessonRoom   レッスン室にお邪魔しま〜すのコーナーに文章を追加。
浅木直都(ペンネーム)さんによるレッスンの感想(追想?)です。大昔、彼が中学生の頃(そして私は今よりさらに若かった・・当然。)ピアノを教えていました。現在、彼は音楽を含めた創作、表現活動を行っていますが、なかでも最近は文筆活動の方面に力を入れているようです。ピアノのレッスンで得たものをこんな風に詩的に昇華させてとらえられる感性は勿論、教えていた中学生の当時そのまま。是非ご一読ください。

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2002/7/12

このところ、昔読んでいた吉本ばななさんの本を読み返しています。何度も繰り返し読みたくなり、それに堪えうる内容を持った小説というのは、そう多くはないと思うのですが、最近の作家の本では、ばななさんの本がそのひとつです。勿論、これは個人的な嗜好の上の話ですが。好きです、ばなな。

吉本ばななさんの文章はべたつかずさらさらしていながら、心の中にあるもどかしくて言葉にしにくい哀しさを静かに描いてくれます。しかも読み終えた時には、あ、明日も頑張れるかなあ〜くらいの程よい希望を与えてくれるという特典付きです。
決して押し付けがましくなく、登場人物は皆知性と感覚のバランスがほどよく取れ、世間の型とは少し離れていながら、でも今の時代に確かに生きてるという自分の生き方を持ち、素敵です。

最愛の妻の死後、もう誰も女性を好きになることはないだろうと手術を受け、美しい女性に生まれ変わって母として息子を育てるなんて荒唐無稽に思える話(「キッチン」)でも、そうよね〜あるわよね〜と、寝物語に読むうちにしっくりきて、登場人物とお友達になりたい気分にさせられます。

ばななさんの本はたしか随分翻訳されて外国でも多く読まれ人気を得ているようですが、いわゆる行間を読ませるような、日本的な間(ま)を楽しむ彼女の小説を西洋の人も好むものなのかな・・と思ったのですが・・。繰り返し読んでも飽きないのはその「間」に、読む人ひとりひとりが想像力を働かせる余地が与えられるということがあるからでしょう。その間を外国語に翻訳させた時どう読まれるのかな・・と。

このコーナーの7月4日でご紹介したドレンスキー教授が、子供にもっと読書をと話された時、ロシア人の彼の口から(もちろん、音楽に精通し、素晴らしい通訳の一柳富美子さんの言葉で)「行間を読む」ことに意義があり、そういった想像力の働かせ方はテレビでは得られないと言われてましたっけ。
行間を読むのはそうよね、日本人だけじゃないのね(当たり前か?)と嬉しく感じたものです。
勿論、行間を読むのは文章だけでのことではなく、当然楽譜も・・ということなのでしょう。バレエの振り付けも、かもしれませんね。

あまり読んではいませんが、何故か吉本パパ、吉本隆明さんの文章の行間に娘のばななさんと似た、否、ばななさんが隆明さんに似てると言うべきですね、そういう香りを感じるのは思い込みでしょうか。

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2002/7/10

言いたかないですが(じゃあ言うんじゃないの!いやん。。)暑いです。まだ夏も序の口のはずなのに、もういい加減うだるようなとか、蒸し風呂のような、とか焼け付くようなとか・・・既に30度を軽く越えてる関東地方、今年も猛暑(そもそも基準の気温が上がってるのでしょう。猛暑と感じられるこの暑さは既にスタンダード?)なのでしょうか。

さて、滋賀県栗東芸術文化会館さきらではピアノ弾きのためにこんな嬉しい企画を用意してるようです!
このホール、兎に角ファツィオリという国内でも稀にしかない(確か、2台・・栗東ともうひとつはえーっと幕張あたりのホールでしたっけ?)イタリアのピアノが入ってるという国内でも貴重なホールなのです。とにかく弾いてみたくて聴いてみたくて、うずうずうずくのよ・・です。以下少々長いですが、ご案内です。

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このたび、「さきらで一人、ピアノリサイタル。」と題して、
栗東芸術文化会館さきら大ホールで、コンサート用グランドピアノ(使用ピアノ
:スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ファツィオリ、ヤマハ)での
練習(ソロ、アンサンブルなど)を行う、という企画を行うこととなりました。

1)「一人リサイタル」
さきら大ホールでコンサート用グランドピアノによる舞台練習。
8月〜翌3月まで。登録制。

2)「ピアノセミナー“ピアノが語る演奏者へのヒント”」
平成14年10月19日(土)開演時間未定 さきら大ホール

〔出  演〕村上公一(株式会社日本ベーゼンドルファー技術者)
Duo Yamaguchi(ピアノ:山口博明、チェロ:山口真由美)
〔入場料〕一般―1000円、「一人リサイタル」登録者の方―無料、小学生から入場可
〔発  売〕8月上旬予定 〔協力〕株式会社日本ベーゼンドルファー
 
3)「コンサート『私と寄り添うピアノ』」
平成15年3月(予定)さきら大ホール

『一人リサイタル』に登録され、大ホールでの練習をしてきた皆さんによるコンサート。
ピアノソロ、2台や3台でのアンサンブル、他の楽器との室内楽など編成も様々
に。ゲストピアニストも迎え、華やかに開催します。


■一人リサイタル』登録募集要項 
・期間/平成14年8月〜平成15年3月(月に1〜3回程度、日程・曜日は月により異
なります)

●内容/大ホールで、音響反射板をクラシックの演奏会時の状態にセッティング
された舞台での練習。8月から翌年3月までの登録制。

★使用ピアノ:スタインウェイD274、ベーゼンドルファー290、ファツィオーリ
F278、ヤマハCFIIIS(その都度異なります。台数・機種の指定はできませんが、
あらかじめご連絡致します)

・ピアノを含む室内楽、また声楽の共演者との組み合わせも可能(利用は共演者、
指導者を含め6名まで)。(注:ただし、ピアノを演奏する方は、登録者の方に
限ります。連弾や2台のアンサンブルなどでご利用予定のある方は、共演者の方
もご登録ください。

・前月中頃に、次月の実施日と各回のピアノの台数・機種をご連絡致します。・
1日の利用時間の上限は、一登録者につき、3時間です。・参加後は、所定の記
録用紙を記入して頂きます。

●演奏上のお願い:
・ピアノのコンディションをよりよい状態に維持するため、1時間中5分程度は、
最低音部から最高音部までのスケールまたは半音階あるいはアルペジオ(スケー
ル・アルペジオの場合は、黒鍵を含む複数の調性で)を演奏してください。

・ピアノの弦に異物を挟んで演奏するなど、現代音楽の特殊な奏法、弦が切れる恐れの
ある、極端に強い打鍵はご遠慮ください。

・登録後、登録者の顔合わせを兼ねた、説明会を行います(8月初め予定)

●参加資格:
・小学4年生以上のピアノ演奏家、学習者、愛好者の方(未成年の方は保護者の
同意が必要です)で、上記「内容」及び「演奏上のお願い」をお守り頂ける方。

●定数 25名(先着順)

●参加料:
・登録は無料、参加はその都度有料です。
・1時間1名3,000円、2時間1名5,500円、3時間1名7,500円(1枠1時間が最小単位。
お一人1日3時間が上限、1つの時間枠を複数の登録者でご利用される場合は、
登録者数分の参加料が必要です。例/3時間を3人の登録者で利用の場合:7500円×
3名=22,500円)

●申込方法:
・専用申込用紙にご記入の上、郵送、FAX、持参。※持参の場合、月曜休館、
9-22時(最終日は17時まで)

●受付期間:
・14年7月10日(水)10:00〜7月28日(日)17:00必着

●応募・問合せ 栗東芸術文化会館さきら「さきらで一人、ピアノリサイタル。
登録者募集」係まで〒520-3031 滋賀県栗東市綣(へそ)二丁目1番28号 
TEL077-551-1455 FAX077-551-2272
http://www.sakira-ritto.net/
sakira@ziplip.co.jp
 
☆お申し込み頂いた方には、後日、詳しいご連絡をお送りいたします。
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2002/7/8

アマコン・・第7回アマチュア・ピアノコンクールの本選を聴いてきましたよ。かけつけて会場に入ってようやく耳にしたのはほんの一部の演奏ではありますが、熱い思いの伝わるピアノを聴かせていただきました。 基礎をしっかり・・審査員の先生方から繰り返されたことばです。。 ・・・・というわけで、暑く熱い1日でした。

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2002/7/4

セルゲイ・ドレンスキー教授のレクチャーを聞いてまいりました。
ドレンスキー先生と言えばブーニン、ピサレフ、マツーエフ、ネルセシアンなどなど数多くのピアニストを育てているモスクワ音楽院の名教授として知られる人です。
ピアノの指導者向けの公開講座だったからでしょうか、私としては思いがけずこの名教授から幼児期の音楽教育についての言葉を聞くことが出来たのは収穫でした。
幅広い内容を短時間に押し込めた講座でしたが、特に印象に残ったのは、ファンタジー、想像力をもっと育てなければと説かれていたこと。それには読書をせよ、本を読むべしと。審査員として数多くの国際コンクールの場に接していらしてこその大きな危機感を抱かれていたのではないでしょうか・・。

さて、もうひとつ、日本にも多くのファンを持つロシアのピアニスト、スルタノフに関しての話題です。
かねてから脳溢血で倒れ、闘病を余儀なくされてるという状況が続いていると報じられています。依然としてリハビリ中で、もちろんピアニストとしての活動は休止、すなわち経済的にも苦しい状況・・・。

スルタノフはモスクワ音楽院で育ち、19歳にしてヴァン・クライバーンコンクールにて最年少で優勝、1995年にはショパンコンクールで2位を獲得しましたが、その際一位がとれなかったことに対する審査委員会への抗議として、授賞式への参加を断ったことでも有名になりました。時に激しく個性的な面を見せる演奏家ですが、やはり30歳余りにして病のために演奏活動が出来ないことは本人にとってももちろん、家族にとっても想像に余る苦しみであり、又優れた才能が開花できないままに埋もれてしまうのも人々にとってのある種の損失です。

ということで、日本の熱心なファンによると、彼の支援基金が設立され寄付金が受け付けられてるということです。なお、スルターノフの公式サイトはこちら。
http://www.alexeisultanov.com/

---------寄付金を贈る場合は以下宛。----------------
 Alexei Sultanov Benefit Fund, Landmark Bank, 6000 Harris Parkway, Fort Worth, 
 TX 76132.

   ・日本からの送金方法は次の通り。

 方法1)
 US$の小切手をシティバンクで作成し、国際書留で送る。手紙を添えることも可
 能。料金は520円。
 
 方法2)
 郵便局で国際為替証書を作成してもらう(500円)
 この証書は「証書送達」という形でそのまま郵送することも出来るし、「証書交
 付」として一旦交付してもらい、これに手紙をつけて送信することも可能。なお、
 証書自体に一言メッセージを添えることも出来る。証書送達を使う場合は、証書作
 成及び送達料あわせて1000円。

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2002/6/30

なんて幸せなひととき!この時間が永遠に続いて欲しい・・そんな気分が自然にこみ上げて来るコンサートを聴きました。ヴァイオリンのイヴリー・ギトリスです。
久しぶりに本物の音楽をたっぷり堪能した気がします。人によって好き嫌いがあると言われる演奏家ですが、ギトリスの演奏は好きとか嫌いとかで云々するレヴェルではない、文句なしの巨匠の音楽です。ブラームスを弾けばそこにブラームス自身がいるのではないかと錯覚させ、「美しきロスマリン」を弾けば耳元でギトリス自身に語りかけられてるのではと錯覚させ・・。

ピアノのバハーン・、マルディロシアンは若干二十代後半の若手ですが、春に仙台国際コンクールの入賞者演奏会の伴奏(やはりヴァイオリンの伴奏)で来日した際に聴き、自分の音楽を前面に出す積極的な伴奏と音色の多彩さにすっかり魅了させられました。
今回はギトリスに起用され、さてどんな伴奏をと楽しみにして行きましたが、期待を裏切らず、巨匠の音楽と相まって彼らしい表情豊かなピアノを聴かせてくれました。

一曲目のシューベルトのソナチネこそ、二人の音楽家同士テンポ感に相違があり、探りながら演奏するのが感じられましたが、2曲目、当日R.シュトラウスから変更になったブラームスの3番のヴァイオリンソナタ以降は自在に歌うヴァイオリンと芳醇な響きのピアノのアンサンブルをたっぷり楽しませてくれました。
ふたりの関係は時に大音楽家と彼に促され包まれる若手であり、時にキャリアの隔たりなど感じさせない優れた音楽家同士でありと、様々な顔を見せ、その関係を見るだけでも一流のエンターテインメントとして楽しめるウィットに富んだステージでした。

それにしても、ギトリスは1922年生まれですから80歳になる老人です。が、彼の演奏を聴いていると老いるということはこんなにも艶っぽく、エロティックなものを生み出すものかとついあらぬことにまで想像をめぐらせてしまいました。
このコンサートに出かける間際までベートーヴェンのピアノソナタをCDで聴いていたのですが、ベートーヴェンってこんな猥雑な音楽だったのか・・とそんなことを感じながら足を運んだのですが、演奏家ギトリスの美しさにも同じように人間の生の本質を深く感じさせられました。

アンコールもたっぷり。「美しきロスマリン」「タイスの瞑想」「スプリングソナタより3楽章」「シンコペーション」、「愛の悲しみ」と続き、最後はピアニストを客席(ピアノの鍵盤ではなく!)に向って座らせ休憩を与えながら(?)「浜辺の歌」を無伴奏で即興的に。

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2002/6/29

リンク1件追加!
保育士試験/教員採用試験のピアノ実技指導(経堂)ピアノ実技、弾き歌い、音楽理論などの音楽科目を指導。

教員採用試験のピアノ実技といえば教育大在学中、周囲のごつい男子学生諸氏なども皆バイエルで四苦八苦してたっけ・・・。なにせオールマイティーを要求される学校の先生を養成する大学でしたから、ジャージー(体育実技用)の上に白衣(理科実験用)を着て教員養成課程用バイエルの本(音楽実技用)を抱えて闊歩するのが代表的なスタイルかと言われたものです。おしゃれっ気無しですね。まあ、どてらに下駄履きで木造の廃屋のような寮からのっそり出てくるという、さらに輪をかけた粋人(ではなく、酔人かしらん・・)も当時はいましたが。今は昔。

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2002/6/25

リンク1件追加!
大人のピアノ教室(経堂) 小田急線経堂にあるピアノ教室です。無料で練習室を提供!ホームページのリンク集も充実してます。

梅雨に入り、ピアノの湿気が気にもなりますが、それにも増して気温の低さにちょっと体がついていかない・・のは年の・・・・いえいえ・・・その先は言わない言わない・・。
冷えを感じてむくみが出たり、古傷がうずいたり・・・うーん、それも長年の・・・・言わない、言わない・・・。
それにしても梅雨時からは特に熱気でむんむんするバレエのスタジオですが、湿気で鍵盤があがらない〜!という状態で酷使されてる稽古場のピアノ様・・お疲れさまです。

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2002/6/23

PianoLessonRoomで告知しておりましたように、22日、私のピアノの生徒達との勉強会が行われました。演奏者の他、ピアノ愛好者の方など外部から予想を上回る方々が足をお運びくださいまして、ベーゼンドルファーの小さいスタジオは心地良い緊張に包まれながら、会を進めることが出来ました。
熱心にお聴きくださったみなさま本当にありがとうございました。又、公開レッスン形式で人の目にさらされながらの演奏、レッスンを堂々とこなされた社会人の生徒達は、手前味噌ながらエラいなあと思わず感心・・です。

質問なども交わされながらの和やかな会でしたが、指導者の立場としても多くの刺激を受けることが出来ました。
電子ピアノを使わざるを得ない社会人のピアノ愛好者ならではのペダリング指導の難しさや、テンポの設定、曲の解釈をめぐっての問題などレッスン時に直面することがさらに改めて浮き彫りにされました。

ピアノの指導はどうしても密室での1対1のレッスンに終始しがちですが、このような場を経験することは指導者としての自分を向上させるためにも大きな収穫があるものです。
当然、終わってから皆さんといただいたお酒は美味しかったです!土曜の新宿の夜を3次会まで・・・。

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2002/6/21

またまたリンク一件追加!
楽譜ネット 楽譜・教本・書籍類などネット上で購入できます。

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2002/6/20

リンク一件追加!
NY-バレエ・ダンスウェア KD DANCE ダンスウェアの輸入販売を手がけるお店。ちょっとお洒落。

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2002/6/19

そうそう、トップページで流れてるBGM、ご存知チャイコフスキーのくるみ割り人形より「こんぺいとうの踊り」ですが、ピアノ用の・・と言っても実用的なアレンジではなく、演奏会向けの完成された編曲になってるものです。18日夜、昨年9月に私も聴いたコンスタンティン・シチェルバコフの演奏会をFMで放送しておりまして、その中で、このミハイル・プレトニョフ編曲の「こんぺいとう」も流れていましたね。

で、こんぺいとうと言えばアイスクリーム!・・・・・・???
まあ、甘いお話のついでに・・・。冷たいものが欲しい季節になってきましたが、最近はハーゲンダッツもコンビニで買えちゃうわけで(とっくに常識でしょうか?)それだけでもふーん・・と思っていたら、かのフォションもコンビ二で買えちゃうんですね!近所の某○mp△で、発見!これはちょっと嬉しかった。
でも、あの金と黒のデザインのお洒落な包装紙も、幾種類もの紅茶や白い磁器のポットの並ぶ棚もない、十把一絡げの冷蔵庫におさまった「フォション」はちょっとそっけなく寂しい気もします。うーん・・・。そんなに簡単にどこででも身を売るのか、フォション!・・・・でもやっぱり手軽に近所で買って食べられちゃう方に軍配!美味しいんですもん。「アッサムティー&ハニー」がお気に入りです。

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2002/6/16

むしーっと暑くなってまいりました。
金曜夜、N響定期を聴くために代々木のNHKホールに向いました。と、・・・いやん!新宿駅をはじめ、至るいところ青いTシャツ姿のおにいさん、おねえさんが気勢を上げているではありませんか!そうですワールドカップで日本の勝利をサポートしていた皆さんの熱い熱い熱気(冷たい熱気ってあるの?)が、ホームに、電車の中に、公園にといたるところ埋め尽くしているではありませんか!歓喜!コンサート後の夜の原宿周辺はもちろん、ワールドカップ便乗暴走系おにいさんおねえさん達(?)がオープンカーをイエイッ!と奇声を上げて乗り回し。うーん・・・日本全国ねぶた祭状態でした。。

ちなみに、聴いたN響コンサートはラフマニノフの3番のコンチェルトなど。
ソリストは只今売り出し中、元気いっぱいの若手ピアニストラン・ラン氏。ちょっとなまりがきつくて、あらロシア語ってこういう言葉だったかしら?・・ってな感じのラフマニノフだったかなあ〜(辛)。。

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2002/6/13

お初にいらっしゃるみなさまも、時々いらっしゃるみなさまもご常連のみなさまも、お気付きになられましたでしょうか?サイト開設約1年半にしてトップページにBGMを流してみました。曲はここにいらっしゃるみなさまなら説明不要ですね。妖しげで素敵なコンペイトウのMIDIを提供してくださったのは MICHAEL NANASAKOV氏。ありがとうございました!

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2002/6/10

別館PianoLessonRoomにてレッスン室にお邪魔しまーす!アップ。
私の生徒数名によるレッスンの感想です。是非是非お読みくださいませ。ピアノへの熱い思いがじんわり伝わります。。原稿を読みながら妙に照れてしまいましたけど・・・。

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2002/6/7

リンク2件追加!ぴあの屋ドットコム 京都の石山ピアノ調律サービスさんのサイト。全国ピアノ教室大全集・全国調律師大全集はお役立ちです。こちらのサイトで大昔の知り合いピアニストさんをいきなりみつけてしまいました。もう一件はこちら。川崎を拠点に東京都内にも教室を広げギター、ヴァイオリン、フルート、ピアノ等、趣味の方からプロ育成まで手がける小島ギター合唱専門学院

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2002/6/4

陽もすでに暮れる頃、夕涼み気分で近所をふらふら歩いていたのですが、うわ、なに?!紫陽花が目にも鮮やかに(紫陽花には今ひとつそぐわない言い方?でも奇妙に鮮やかだった。薄暗闇に浮かび上がって・・)咲いてるではありませんか。もうそんな季節なの?・・って6月3日↓にも書いてしまってるけど。
人の気持ちはうつろうものに違いないけど、こんなにも律儀に毎年おんなじ季節に花は咲くのね・・。なんて健気な!
それでも、つらっと裏切ったり、気まぐれだったり、ヒトの勝手で季節の勘違いを余儀なく強要されたりする、ちょっとおはぐれものの花もやっぱりいるのでしょうか・・・・・。

でも、ヒトも生物としての時計を体内に持ち、リズムを以って日々変化(成長?老化?)してることにおいては裏切りもなにもないのでしょうか・・。意志の及ぶところではない・・?

怪我の治療やちょっとした手術を受けた時、お医者さんから〇〇日くらいでよくなりますよ・・と言われるとあーら不思議、ホントにその日数でちゃんと傷口は変化して回復していくもの。医は忍術・・ではなく、(仁術ですね・・)ヒトの自然な回復力は生き物としての一定のリズムに元付いているとしたら、それなりの数値で体の変化も表しうるものなのでしょうね・・。うーん・・・・・複雑にして単純。

とまあ、ラフマニノフのコンチェルトを聴きつつ、つらつら思う初夏の夕暮れなのでした。

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2002/6/3

おやまあ、6月ですって!デカンショデカンショで半年暮らしてしまう・・・・こともないけど、だいいちデカルトもカントもそりゃなんもわからんのよ・・・・・ショーペンハウエルってそういえば大昔、岩波で読んだっけ・・。なーんにもわからないということだけわかった。。と、ぐだぐだ行ってる間に 別館PianoLessonRoomの方に掲示板を設置しました。遊びにいらしてくださいませませ。

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